東北大学 理学部 物理学科の卒業要件

卒業に必要な単位数、区分ごとの内訳、必修授業科目22科目の一覧、 学科決定の要件と卒業研究の受講要件をまとめています。 2026年度版 理学部学生便覧 p.43・p.46–47 および東北大学理学部規程 別表第2 にもとづきます。

最終確認 2026年9月/非公式

2023・2024・2025・2026年度版の便覧を照合し、卒業要件ページと授業科目表の数値がすべて一致することを確認しています。この4年度のあいだ要件は変わっていません。それ以前に入学した場合は自分の年度の便覧を確認してください。

卒業に必要な単位数

物理学科を卒業するには、全学教育科目48単位以上専門教育科目72単位以上を含め、 合計124単位以上を修得する必要があります。 下表の要件の合計は120単位で、残りの4単位は全学教育科目・専門教育科目のいずれから修得しても構いません。

区分修得を要する授業科目・単位数
全学教育科目下記(基盤科目・先進科目・言語科目・学術基礎科目の計46単位)を含めて 48単位
人文科学群2単位以上
社会科学群2単位以上
学問論群・学際科目群・先進科目類次の科目を含めて10単位以上
学問論 2単位/自然科学総合実験 2単位/情報とデータの基礎 2単位
言語科目英語Ⅰ-A、Ⅰ-B、Ⅱ-A、Ⅱ-B、Ⅲ、Ⅲ(e-learning)の6単位
初修語の基礎Ⅰ・基礎Ⅱから4単位
学術基礎科目次の要件を含めて22単位以上
物理学A・B・C・基礎物理数学 計8単位/線形代数学A・B・解析学A・B 計8単位
専門教育科目・関連科目必修授業科目 50単位/選択授業科目から 22単位
選択授業科目の単位には関連科目の単位を含めることができ、その中には宇宙地球物理学科の専門教育科目を含めることができます。
合計124単位以上

初修語はドイツ語・フランス語・ロシア語・スペイン語・中国語・朝鮮語から同一言語を選択します。 卒業要件の単位に、自由聴講科目および教職科目の単位を含めることはできません。

必修授業科目の一覧(22科目・50単位)

2026年度版便覧 p.46–47「②-1 物理学科授業科目表」の必修欄に挙げられている科目です。 合計はちょうど50単位で、上表の「必修授業科目50単位」と一致します。

授業科目単位
力学演習Ⅰ1
力学演習Ⅱ1
解析力学2
物理数学Ⅰ2
物理数学Ⅱ2
電磁気学Ⅰ2
電磁気学Ⅰ演習1
電磁気学Ⅱ2
電磁気学Ⅱ演習1
量子力学Ⅰ4
量子力学Ⅰ演習1
量子力学Ⅱ2
量子力学Ⅱ演習1
統計物理学Ⅰ2
統計物理学Ⅰ演習1
統計物理学Ⅱ2
統計物理学Ⅱ演習1
基礎物理学実験1
物理学実験Ⅰ3
物理学実験Ⅱ4
物理学実験Ⅲ4
物理学研究(卒業研究)10
合計50

物理学研究(卒業研究)は4年次の10単位で、必修の5分の1を占めます。 3年次までに修得できる必修は40単位です。

セメスターごとの関門(3セメバリア・卒研受講要件)

物理系には卒業要件とは別に、期限までに満たさないと先へ進めない条件が2つあります。 卒業単位が足りているかより先に、こちらで詰まるほうが問題になりやすいので注意してください。

① 所属学科決定の要件(第3セメスター終了時まで・物理系2学科共通)

第3セメスター終了後に物理学科/宇宙地球物理学科への配属が決まりますが、 その対象になるのは次の要件を満たした人だけです。

区分修得を要する授業科目・単位数
基盤科目・学術基礎科目物理学A・B・C、基礎物理数学、線形代数学A・B、解析学A・B、電磁気学Ⅰ・Ⅱ、解析力学、物理数学Ⅰ
12科目24単位から18単位以上
専門教育科目演習4科目(力学演習Ⅰ・Ⅱ、電磁気学Ⅰ演習、電磁気学Ⅱ演習)4単位から2単位以上
自然科学総合実験の2単位

あわせて、第3セメスター終了時までに卒業要件の全学教育科目部分(人文2/社会2/学問論群等10/言語10/学術基礎22)と 専門教育科目12単位を修得することが要望されています(表2)。こちらは要望であり必須ではありません。

② 物理学研究(卒業研究)受講の要件(第6セメスター終了時まで・物理学科)

第7・8セメスターの必修「物理学研究」を受講するための条件です。 満たせないと4年次に卒業研究へ進めません。

区分修得を要する授業科目・単位数
基盤科目自然科学総合実験 2単位
学術基礎科目次の要件を含めて 22単位以上
物理学A・B・C、基礎物理数学 計8単位/線形代数学A・B、解析学A・B 計8単位
専門教育科目基礎物理学実験、物理学実験Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 計12単位
第6セメスターまでの専門必修17科目28単位のうち、未修得が8単位以下であること

この17科目とは、力学演習Ⅰ・Ⅱ、解析力学、物理数学Ⅰ・Ⅱ、電磁気学Ⅰ・Ⅰ演習・Ⅱ・Ⅱ演習、 量子力学Ⅰ・Ⅰ演習・Ⅱ・Ⅱ演習、統計物理学Ⅰ・Ⅰ演習・Ⅱ・Ⅱ演習(合計28単位)です。 つまり落としてよいのは8単位までで、たとえば量子力学Ⅰ(4単位)を2回落とすと届きません。

チェッカーは、この2つの関門も成績データから自動で判定します。 どの科目が足りないかまで科目名で表示されるので、期限前に確認してください。

自分が要件を満たしているか確かめる

学務情報システムの成績照会画面をコピーして貼り付けると、区分ごとの充足率、不足単位、 未修得の必修科目、GPAが表示されます。成績データはブラウザの中だけで処理され、送信されません。

卒業要件チェッカーを開く

よくある質問

東北大学理学部物理学科は何単位で卒業できますか?
合計124単位以上です。内訳として全学教育科目48単位以上、専門教育科目72単位以上を同時に満たす必要があります。総単位が124を超えていても必修が残っていれば卒業できません。
物理学科の必修は何単位ありますか?
必修授業科目は22科目・合計50単位です。うち10単位が4年次の物理学研究(卒業研究)なので、3年次までに修得できる必修は40単位です。
関連科目は卒業単位に算入されますか?
算入されます。選択授業科目22単位のなかに関連科目の単位を含めることができ、その中には宇宙地球物理学科の専門教育科目を含めることもできます。
自由聴講科目や教職科目は卒業単位に入りますか?
入りません。便覧に、卒業要件の単位には自由聴講科目および教職科目を含めることはできないと明記されています。
物理系の学科決定(3セメバリア)の要件は何ですか?
第3セメスター終了時までに、物理学A・B・C、基礎物理数学、線形代数学A・B、解析学A・B、電磁気学Ⅰ・Ⅱ、解析力学、物理数学Ⅰの12科目24単位から18単位以上、演習4科目4単位から2単位以上、自然科学総合実験2単位を修得している必要があります。
卒業研究に進むための条件はありますか?
あります。第6セメスター終了時までに、自然科学総合実験2単位、学術基礎科目22単位以上、基礎物理学実験と物理学実験Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの計12単位を修得し、さらに第6セメスターまでの専門必修17科目28単位のうち未修得が8単位以下である必要があります。

出典

過去年度の便覧は理学部サイトのバックナンバーから入手できます。

本ページは非公式です。東北大学および理学部が提供・監修するものではありません。読み替え、既修得単位の認定、転学科、他学部聴講の算入上限など個別判断を含む事項は扱っていません。卒業判定の最終的な確認は必ず教務係で行ってください。